銀雨で怠惰な日々を過ごす森里浩之/沙乃のblogです
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「虫が知らせた……」
とでも言うのだろうか。
その日の午後……。
いつもよりは早めに、休講があった為に大学を出た四季春介は、
ふと、秋保颯太の顔を思い浮かべた。
立ち止まった春介は、スマホを取り出し、
「今日は颯太くんの顔を見てこようと思います。帰ったら電話しますね」
と用件のみのメールを恋人へ送った。
秋保颯太の兄、秋保勇人は銀誓館学園に所属する月のエアライダーだった。
ディアボロスランサーとの戦いの中で次の宇宙へと旅立ってしまった。
その選択は春介とは違う道となったが尊重せねばならないことでもある。
「……弟がいるってのにな」
同じく弟がいる身だ。独り言で責める程度は許されるだろう。
彼が鎌倉で独り暮らしするようになったのは銀誓館学園へ転校してきてからだそうな。
春介は同じエアライダーのよしみもあって秋保勇人を見知っていた。
人柄が練れていて後輩への態度も柔らかく誰からも好かれる好人物である。
勇人は予感があったのか、ディアボロスランサーとの戦いの前に颯太を家に呼び出し
食事をしながら銀誓館学園、能力者、今までの戦いについて説明をしたそうな。
つまり、颯太は能力者ではなかったということだ。
なんか書き直していたら推敲したくなったので今月中をフルに使って書き足していこうと思います
そして来週の三連休は日光東照宮へ行きます
ヾ(♯゚Д゚ )ノ
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